大掃除は効率的に進めたい!大掃除の進め方とポイントを解説

12月に入り、今年もいよいよ残すところあとひと月あまりとなりました。
そんな時期になると気になってくるのが大掃除。誰に言われるわけではないけれど、「年末は大掃除をしなくては!」という気持ちになってきますよね。
そもそも、どうして年末に大掃除をするのか?どこをお掃除するのが大掃除なの?効率的な大掃除の仕方って?と疑問も多いことと思います。今回は、そんな大掃除について解説いたします。

どうして年末に大掃除をするの?

どうして12月、それも年末に差し掛かった頃合いに『大掃除』を行なうのでしょうか?
もともと大掃除は『すす払い』という行事が由来となっています。平安時代の宮中行事から始まったと言われ、その後時代を経るごとに神社や寺院で行なわれる、ご本尊を清める行為となったそうです。
今のように一般家庭でも『すす払い』が行なわれるようになったのは江戸時代のこと。汚れと一緒に一年の厄を落として家を清め、縁起物を飾り、歳神様をお迎えする重要な行事だったそうです。

今の時代、そのような由来は意識されることなく、『年末=大掃除』という季節行事的な意味で残っている節があります。ですが、「一年の汚れは新しい年には持ち越さない。」「気持ちよく新年を迎えるための準備」と言った意味合いでも、この時期に大掃除を行なうことは大切なことだと言えます。

大掃除を始める前に

帰省をしたり、旅行の計画があったり、年末ぎりぎりまでお仕事があったりと、年末年始は何かと忙しいことでしょう。
そのため、計画的に大掃除を進めるために、大掃除をいつから始めるのか、一日で終わらせるのか・何日かに分けるのか、どこをお掃除するのかを決めておきましょう。

大掃除をいつから始めるか?

大掃除を行なう上でチェックしておいてほしいのが、ごみの収集日です。あまり年の瀬に迫った時期に大掃除を行なって、せっかくお掃除をしたのに出たごみを収集に出せない…ごみと一緒に年越しをすることになったというのは残念です。どこの箇所をお掃除するかにもよりますが、大掃除に合わせて片付けも行なう場合は、出たごみを収集に出せる日程にすることがお勧めです。

一日で終わらせる?何日かに分ける?

仕事や育児で忙しくて、大掃除に時間を取れないから一日で終わらせたい。まとまった時間をとれないから、何日かに分けて少しずつ大掃除を進めたい。その人によって、時間のかけ方はそれぞれです。無理なく取り掛かれるような計画を立てましょう。

どこをお掃除する?

普段はお掃除をあまりしない箇所だけれど、年に一度はお掃除しておきたい箇所をリストアップしてみましょう。リストアップした箇所の中には、わざわざ忙しい12月にお掃除する必要のない箇所もあるかもしれません。また、ベランダ掃除やキッチンの換気扇など、季節的に気温が低い12月にお掃除するのが適さない箇所というのもあります。そのような箇所は、より時間のある時期・そのお掃除に適した時期に分散させるというのもよいでしょう。
そのようなことを考慮した上で、時間的余裕や体力などを考えて、リストアップした項目の中から年末の大掃除の際にぜひやっておきたい箇所をピックアップするとよいでしょう。

事前に使うものをチェック

いざ大掃除に取り組む時に、洗剤が足りなかったり、掃除道具が劣化していて使えないというようなことがあると慌ててしまいます。事前に使うものをチェックして、補充や買い替えをしておきましょう。洗剤やお掃除シートなどの消耗品は多めに準備しておくと安心です。また、手荒れの気になる季節ですので、必要があればビニール手袋を準備しておきましょう。

効率的に進めるコツ

限られた時間で大掃除を効率的に進めるには、時間の使い方やお掃除する順番も大切です。

・放置時間の長いものを先に
しばらくの間浸け置きする必要のあるものは最初に浸け置きしておいて、その間に他の個所のお掃除を進めておくとよいでしょう。

・上から下へ、奥から手前へ、
お掃除は「上から下へ」「奥から手前へ」お掃除すると、効率よく進めることができます。
例えば、まずは照明器具のお掃除から始めて、次に家具などのホコリ取り、最後に床の掃除機掛けと拭き掃除…のような順番でお掃除していくとよいでしょう。そうすることで、「せっかく床の掃除をしたのに、棚のホコリ取りをしたら床がまた汚れてしまった…」というような二度手間にならずお掃除を進めることができます。
また、床や棚の上などのお掃除をする際は、奥から手前に掃除機かけや拭き掃除をしましょう。お掃除した箇所にまたホコリが戻ってしまったり、ごみを取り残してしまうことを防ぐことができます。

自分たちで大掃除をするのが大変な場合はプロに任せるのがお勧め

どうしても仕事が忙しくて大掃除の時間が取れない。体力的に大掃除を進めることが難しい。小さな子どもがいて、目が離せない。そのような場合はプロに依頼することがお勧めです。普段自分たちでは気づかないようなところの汚れや細かい箇所など、プロならではの視点や技術で効率よくお掃除してくれます。
また、一年頑張った自分へのご褒美に、大掃除はプロに任せて、自分時間や家族との時間を過ごすというのも一つの手です。
アリーズ・ハウスキーピングの家事代行でも、年末が押し迫ってくると多くの大掃除のご依頼をいただきます。確かな経験と技術でお客様のお宅をぴかぴかに磨き上げています。
もしも、大掃除に困ったら、ぜひ一度アリーズにご相談してみてくださいね。